こんにちは!世界20か国50都市以上旅をしているKOBUTA観光です。
本日はスリランカ旅行の時に役立つアライバルVISA、現金、SIM入手方法について、最新情報をシェアさせていただきます。
※本ブログは2024年10月現在の情報です。
2024年12月更新:バンダラナイケ国際空港のラウンジ情報を追加しました。
はじめに:スリランカ航空とバンダラナイケ国際空港
最初にスリランカ航空とバンダラナイケ国際空港について軽く解説します。
Sri LanKan Airlines (スリランカ航空)
今回筆者は初めてスリランカ航空を利用しました!
実は日本人にとっては馴染みのない航空会社かな?と思いましたので、乗ってみた所感をシェアさせていただきます。
スリランカ航空は、スリランカのフラッグキャリアです。
JALと同じOne Worldアライアンスメンバーに所属している、フルサービスの航空会社です。
スリランカの首都コロンボにあるバンダラナイケ国際空港をハブにアジア・中東・ヨーロッパに直行便を運航しています。
日本では成田空港からスリランカへの直行便が出ています。
機材は便に寄って異なりますが、以下のような感じです。
クールなブルーに南国らしいヤシの葉っぱのような絵柄が特徴的です。
モニターはこちら。最新機材ではないですが、普通に利用する分には問題ないです。
機内食・ドリンクサービスもありましたが、お味はソコソコ・・・というレベルでした。
南国のエアラインだからか、全体的にフライトアテンドさん達はにこやかで温和な印象を受けました。
バンダラナイケ国際空港
バンダラナイケ国際空港(Bandaranaike International Airport)は、スリランカの首都コロンボ近郊に位置する主要な国際空港で、スリランカ最大の空の玄関口です。
コロンボ市内から北に約35kmにあり、多くの国内外の旅客が利用しています。施設は近代的で、国際線と国内線ターミナルがあり、免税店やレストラン、ラウンジなどの設備も充実しているため、乗り継ぎや待ち時間も快適に過ごせます。
また、空港内には案内デスクやWi-Fiが完備されていました。
①アライバルVISA:準備不要
さて、ここから本題に入ります。
日本国籍を所有している場合、事前にETA(Electronic Travel Authorization)というe-VISAを取得する必要がありますが、2024年現在以下の通りETA発行が停止しているので、実質準備不要となっています。
スリランカの最高裁判所からの命令により、2024年8月2日現地時間17:00以降ETA申請サイトが停止されています。
※最新情報は在日スリランカ大使館の公式ホームページを確認してください。
よって、降機したら直接イミグレーションカウンターに進んでOKです。
VISA on Arrivalの列に並ばされるかな?と思ったのですが、特に何も聞かれることなく30秒程でイミグレーションを通過することができました。
(筆者の場合、インドからスリランカ入国、日本からスリランカ入国どちらもVISA on Arrival不要でした)
VISA on Arrivalの列に並びなおさなくちゃいけないかな・・・と思っていましたが、拍子抜けするぐらい何もなかったので、飛行機を降りてからものの15分後にはゲートを抜けていました。
ちなみに出口が少しわかりづらいです。明確に”EXIT”と書いていないのです。
荷物を受け取ったら”Customs”や”Nothing to Declare”を頼りに進んでいってください。
話がそれますが、空港だけでなくショッピングモールや観光施設なども若干分かりにくい構造になっています。(しかも詳細な地図がない場合が多い・・・)
道に迷った場合は、周りの人に聞いてみると良いでしょう。
拙い英語でもOKです!スリランカ人はとっても人懐こくて優しいです。”Please come”といって連れて行ってくれることも度々ありました。
②現金:ATM多数アリ/現金での換金も可
到着フロアにATM多数設置
さて、無事に出口を出ると換金所、ATMが立ち並んでいますので見逃すことはないと思います。
海外キャッシング利用可能のクレジットカードを所有している場合、ATMから現金を下ろしましょう。
レートは劣りますが、日本円を換金してくれるカウンターもあります。私はBank Of Ceylon(BOC)で現金を下ろしました。
ちなみに、海外キャッシングはエポスカードがおすすめです。ATM操作や繰り上げ返済など画像付きで解説しているので、ぜひご覧ください!
現金はいくら必要?
各旅行のスタイルや人数に寄って異なりますが、ガイドやドライバーへのチップ、バス料金、高速道路代金、ローカルマーケット、観光地の入場料など思ったよりも現金を利用する場面があります。
筆者は2名4泊5日の旅行で2万円程の現金を使いました。
クレジットカードももちろんホテル・レストランで利用することは可能ですが、やはり現金もいくばくか持っておくことをおすすめします。
③SIMカード:700円~入手可能
次に欠かせないのが現地ネットワークの確保です。
筆者は普段、15日以内であれば、Docomoが提供する格安SIMのahamoを利用することが多いのですが、なんとスリランカは対象外。
事前のairaloなどでeSIMを購入するのも考えたのですが、せっかくなので現地でSIMカードを購入してみることにしました。
先ほどの出口ゲートを通過後、まっすぐ進むと正面に各種通信事業者のカウンターが出てきます。
筆者はスリランカ最大手のDialog社のSIMを購入しました。山間部はややネットワークが悪いものの、車移動中でもGoogleマップが利用でき、通信スピードで困ることはありませんでした。
料金は以下の通り
- 20GM Rs.1399 (約700円)
- 30GM Rs.1799 (約900円)
- 50GB Rs.2450 (約1225円)
- 100GB RS.3200 (約1600円)
安い!圧倒的に安いです。筆者は4泊5日の旅程だったので、20GBのプランにしました。
カウンターの人にパスポートとクレジットカードを渡すとその場でアクティベートしてくれました。
また、物理SIMカードをそのまま渡されるのですが、ピンは付属していません。持参するかカウンターの人にピンを借りましょう。
2024年12月追加:バンダラナイケ国際空港 空港ラウンジ情報
こちらの記事でもご紹介したTrip.com経由でスリランカの航空券を予約したのですが、ランクが上がっていたこともあり、バンダラナイケ国際空港のPalmラウンジの無料チケットがついていたので、実際に利用してみました!
空港の乗り場とは離れている&端っこにありますが、空港自体がこじんまりとしているので割とギリギリまで利用可能です。
あまりラグジュアリーな雰囲気ではないものの、かなり奥行があるのでゆったりと座ることができます。この日は曇りでしたが、飛行場を一望できる大き目の窓があり見晴らしはかなり良いと思います。
ビュッフェ形式の食事が常に用意されており、パスタや揚げ物、サンドイッチやケーキなどが用意されていました。
ハエ等が常時ラウンジの中に飛んでいるので若干衛生面できになりましたが、サンドイッチなどは1つずつラップに包んであったので安心して食べることができました。
飲み物も充実しており、アルコール類はビールからスピリッツまで用意されておりスタッフの方に依頼すると持ってきてくれます。
さすがは紅茶の国スリランカ。紅茶の品揃えは豊富でした。
一応トイレの横にシャワーブースもありましたが、タオルやアメニティ類は持参する必要があるので注意が必要です。清潔感はまぁまぁ・・・といった具合でしょうか。あまり頻度高く利用されていないような雰囲気がありましたので、利用時には水質にご注意ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
2024年10月現在、VISAに関して事前準備不要で通行可、現金とSIMカードは到着ロビーで入手可能です。
旅行情報が少ないスリランカ。少しでも皆さんの旅行のお役に立てますように!
コメント