こんにちは!世界20か国50都市以上旅をするKOBUTA観光です。
今回は、スリランカ シーギリヤロックに実際に登頂した経験から、持っていくべきアイテムと注意点について解説していきます。
・シーギリヤロック登頂に必要なアイテム
・シーギリヤロック登頂時の注意点
世界遺産とはいえ、約200mの岩に登るのは不安ですよね。この記事では実際の写真を交えながら丁寧に説明していきますので、最後までご覧ください!
はじめに:シーギリヤロックとは
シーギリヤロック(Sigiriya Rock)は、スリランカ中央部に位置する世界遺産で、5世紀に築かれた古代の要塞都市です。
この巨大な岩山は高さ200mもあり、その頂上にはかつて王の宮殿が存在しました。
登山道の途中には「シーギリヤ・レディ」と呼ばれる美しい壁画や、王の警護に使われた「ライオンの門」など、歴史を感じさせる遺構が点在しています。
頂上からは緑豊かな周囲の風景が一望でき、特に朝日の時間帯が人気です!
シーギリヤロックは、スリランカの豊かな歴史と自然美を堪能できる絶景スポットとして、多くの観光客に親しまれています。
準備編:当日の服装や持ち物
まずは、準備編からです。服装については動きやすい服装&履きなれた運動靴がおすすめです。
1200段もの階段があるといわれていますが、ものによって段差が厳しいものもあります。筆者はスポーツウェアの半そでTシャツと、トレッキング用の長ズボン(シャカパンとでも言いますかね・・・ワークマンで1000円台で購入)で行きました。
実はシーギリヤロックのルートには蜂出没スポットがあります。よって、蜂の多い時期に登頂される方は、黒色の服装は避けるとよいかもしれません。
靴は履きなれた運動靴が良いです。現地のツアーガイドさんがビーチサンダルで登っているのには驚愕しました笑
後ほど解説しますが、早朝に登る際には足元がかなり暗いです。よって怪我防止の観点から運動靴の方が安全です。専用のトレッキングシューズは不要です。
また、シーギリヤロックツアーは汗をかなりかきますので、下山後にホテル等でシャワーを浴びるのであれば着替えも忘れずに!
・動きやすい服装(Tシャツに長ズボン)
・履きなれた運動靴(トレッキングシューズは不要)
・蜂の多い時期は黒色を避ける
次に、持ち物です。お水(500m~750m程)とお金(入場料代として。クレカOK)、虫よけスプレーがあると安心です。
私は日本からポカリスエットの粉末を1袋持参し、水に混ぜてから持参しました。荷物に余裕があればご持参ください!
また、早朝登頂は周囲が暗い状態からスタートするので、心配な方は懐中電灯やヘッドライトなどあると安心です。もちろん、iPhoneのライトでも十分でした。
お子様と手を繋いで登るときなど、なるべく手をあけておきたい方はヘッドライトがあると安心ですね。
必須アイテム
・お水(500m~750m)
・お金(入場料として。クレカでも可)
・虫よけスプレー
あると便利アイテム
・ポカリスエット粉末
・ヘッドライトまたは懐中電灯
実践編:登頂時間と注意点
登頂時間については、早朝(朝日)がおすすめです。南国スリランカでは日中の日差しが厳し&ツアー客でごった返すので、早起き必須ですが早朝にいくことをおすすめします。
観光ブックに色々見どころが書いてありますが、まず一直線に頂上へ→日が昇る→下山しつつスポットを観るという流れがスムーズです。
タイムスケジュール:3時間で見終わる規模感
筆者の実際のタイムスケジュールはこちら!登って降りてホテル戻るまで3時間で完了しました。
- 4:15起床
- 4:45出発
- 5:00現地到着
- 5:20登頂開始
- 5:50頂上到着
- 7:00下山開始
- 8:00ホテル到着
早朝の移動は周囲が真っ暗なので、徒歩で移動することは危険です。トゥクトゥクまたは車を事前に予約するようにしましょう!
シーギリヤロック近辺のホテルに宿泊しているのであれば、ホテルの方も慣れているはずですので、相談してみると良いでしょう。
チケット売り場
少しブレてしまっていますが、駐車場からチケット売り場までの道です。街灯も点々としか設置していないので足元がかなり暗いです。しかもどこからともなく野生の犬が寄ってきたりして、ちょっとしたホラーです・・・・。iPhoneのライトを照らしながら歩いていました。
チケット売り場がわかりづらいのでご注意ください!
駐車場を降りるとシーギリヤロック入口までの道は1本なので迷うことはありません。しかし、以下図の“シギリヤ入場売り場”は開いていません。
よって、売り場脇の道を抜けた先にある”外国人用チケッティング”という場所に行く必要があります。
暗い林を抜けるとこのような建物が見えてきます。
建物の奥に進んでいくと、チケットカウンターがあります。
なんと外国人は大人35ドル(約5,300円)!世界遺産とは言えかなり高額です。
チケットを購入すると地図をもらえます(ただし見づらいです)。
いざ、シーギリヤロックへ!
朝5時頃の様子がこちら。薄暗いですが、まだまだ足元は暗かったです。
のぼりはじめはこのような状態。iPhoneで照らしながら登りました。道に街灯のようなものはありません。
大人の足で一直線に頂上を目指して30分程度です。最後の方は階段の傾斜もきつくなるので息も絶え絶えです・・・・。
ちなみに小学校低学年くらいの子供もチャレンジしていました。
登頂して6時半過ぎの様子がこちら。言葉も出ないほど圧巻です。皆さん思い思いに写真を撮ったり、景色を楽しんだり、中にはヨガ(!)をされている方もいらっしゃいました。
日の出に合わせて登ったのですが、残念ながら曇りで見られず。しかしながら、この圧巻としか言えない景色を見ることができて、本当に感動しました!
頂上付近の階段がこちら。岸壁にせり出すように階段が設置されているので、正直怖いです。。。高所恐怖症の方は気を付けましょう。
私たちが下山するころには登りの道が大渋滞していました。(7時頃)
先述した通り、頂上付近は階段がせり出して怖いので、高いところが苦手な人(私もです)はなるべく人がいない朝方に登るのがベターです。
渋滞していると絶妙なところで止まってしまうので、余計に怖いかも・・・と思いました。
この時間になると周りも明るいので、ライオンの足、シーギリヤレディ、ミラーウォールなど様々な見学スポットをじっくり見ることができます。
それとなく道順が示されているので、その通りに進んでいけば自然と目に入ってきます。なので、特に自分で地図を読み解く必要はなさそうでした。
シーギリヤレディは以下写真の中央部にある螺旋階段を上ったところにあります。
昔の人はどうやってこんな絶壁に絵を描いたの!?と不思議になるくらい絶壁にきれいな絵が描かれています。
写真撮影が禁止されていますが、撮っている方も散見されました。
想像よりも保存状態が良く、他にはない素敵な絵でした。
螺旋階段はこちら。上りと下りで分かれています。シーギリヤロック登頂時よりも下が見えづらい&網で覆われているので、少し安心です。。。
出口に向かっていく途中でお土産屋さんが出てきます。(というか、待ち構えている)
ポストカードや絵、木細工などなど、ご興味があれば立ち寄ってみてください。
・登頂は朝イチバンがおすすめ(足元が暗いので注意!)
・頂上へは30分ほどで到着する
・鑑賞スポットは下山の途中で見ることができる
さいごに
いかがでしたでしょうか?
個人的にかなりおすすめできる世界遺産で、人生一度は訪れた方がよい!と心からおすすめできるスポットでした。
スリランカ旅行に少しでも興味を持っていただき、皆さんが楽しく旅行ができますように!
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