こんにちは!世界20か国50都市以上旅をするKOBUTA観光です。
本日はスリランカ滞在に向けたホテルの選び方と注意点をご紹介します。
また、2024年11月に実際にスリランカに行って滞在した3つのホテル・ゲストハウスを正直レビューしていきます!
ホテル選びの注意点
事前に予約は必須!
これからご紹介するホテルはすべて事前に予約した上で渡航しました。行き当たりばったりの旅も楽しいのですが、スリランカは場所によっては街の規模が小さく、当日予約を取れる確証はありません。
よほどの理由がない限り、ホテル・ゲストハウスは必ず事前に予約してから渡航することにしましょう!
初めての方は少なくとも3つ星以上がベター
初めて渡航する方は安全や清潔感、スタッフの親切さなども鑑みて3つ星以上のホテルを取ると安心だと思います。
ホテル検索時に星の数を選択することができるサイトで、また口コミの点数も一定以上あるホテルの中からご自身の予算に合ったホテルを選択してみてください。
ロケーションに注意
次にロケーションです。ご自身の行きたい観光スポットの近くや大通りに面した場所が良いでしょう。
スリランカの都市部と言っても歩道がきれいに整備されていなくて歩きづらかったり、夜間に街灯が少ない裏路地で犯罪に巻き込まれる可能性もありますので、安さだけではなくロケーションにも十分気を配って予約を取ることをおすすめします。
効率的&お得にホテルを予約する方法はこちらの記事で解説しているので、併せてご一読ください!
おすすめ滞在先3選&正直レビュー
それではここから、実際に筆者が滞在してよかったホテル・ゲストハウスをたくさんの写真とともに正直レビューしていきます。
シーギリヤ:岩見荘 (Iwamisou)
まず一軒目は岩見荘というゲストハウスです。日本人漫画家の女性とスリランカ人オーナーで営んでいます。
「スリランカ シーギリヤ 宿泊施設」などで調べると大抵はこのゲストハウスに行きつくのではないでしょうか。それほど日本人観光客にとって人気の宿泊施設のようでした。
3階建ての建物で、1階2階がそれぞれ3部屋ずつならび、3階がレストラン兼ロビーとなっています。
フロントではビールやジュース、お水などが販売されています。
チェックインをするとフレッシュフルーツでスムージーを作ってくれます!日中は暑いので本当においしかったです。
お部屋はこちら。広々としていて、清掃が行き届いていました。
お部屋それぞれに専用バルコニーがあります。目の前に庭園(森?)が広がっていて自然豊かでした。夜には鈴虫のような鳴き声が室内に響き渡ります。
シャワールームはこちら。バス用品は固形石鹸とオールインワンシャンプーだけと少な目。気になる人はご自身で持参しましょう。大きなバスタオルとフェイスタオルは完備されていました。
トイレはウォシュレットですが、部屋によっては使えなさそうでした。
こちらがシャワーブース。電話ボックスのような独特な作りになっています。お湯加減はそこそこ。2人目になるとお湯がぬるくなってしまうことが度々ありました。(お湯の供給量が少ないのかも?)
また、水はけも良くはないので、水がはけ切ってからシャワーで流して・・・の繰り返しでした。水圧は申し分なしです。
アメニティ類はこちら。紅茶コーヒー、ポット完備。お水も1本ついています。この台の下に冷蔵庫もありました。
エアコン完備!部屋に寄っては日本製でした。風量も良く快適に過ごすことができました。
ドライヤーはこちら。部屋に寄ってはくるくるドライヤー(写真右の棒状のドライヤー)なので、少し使いづらいかもしれません。
全体的に清掃は行き届いていますが、設備は若干古め。その他無料のWi-Fiが利用可能になっています。
また、GoogleマップやBooking.comの口コミにも記載がありましたが、虫などは普通に出てきますのでご注意ください。。。
清掃が行き届いていないが故の虫がでるのではなく、自然に囲まれているからこそ虫が出入りしている・・・という印象です。
トカゲ、アリ、小さなコバエ?は普通に出てきます。また、シーツ類は洗って外に干していると思われ、小さな虫が着いたままでした。
自然に囲まれた暮らしに慣れている人は全然許容できると思いますが、トカゲなどの爬虫類や小さな虫が苦手な人はホテルの方が良いかもしれません。
あくまでもゲストハウスの位置づけなので、ホテルのような完璧な清掃や接客を求めると期待値とのギャップが生まれるかもしれません。
1階の出入り口付近には日本製の洗濯機が使えそうでした。ご利用の際は1回200円、日本円の硬貨を忘れないようにしましょう。
岩見荘の3階で提供しているメニューはこちら。夜になると周辺が真っ暗&何もないので、実質自動的にここで夕飯を食べることになります。お値段は観光客価格だと思います。
1枚目上部のカレーは準備に時間がかかるようで、チェックインの時に注文が必要になります。
メニューには載っていませんが、スリランカのビールは500mlで800ルピー(425円)です。
事前に頼んでおいたチキンカレーとチーズコットゥ。コットゥとは日本でいう焼きそばのようなもので、練った小麦粉を薄くのばして野菜と細かく切りながら炒め合わせます。結構ボリューミーでした。
スリランカカレーはさらさらとしたスープっぽいカレーで、見た目以上に辛くてびっくり。付け合わせの野菜炒めたちは日本人にも食べやすい素朴な味で美味しかったです。
朝ごはんはこちら。宿泊費に含まれており、シーギリヤロックを眺めながら優雅に朝ごはんを食べることができます。
水牛のヨーグルトのはちみつがけ(これが最高においしかった・・・)、季節のフルーツ、トースト、ジャム、バター、スリランカオムレツ(少しスパイシー)、スリランカ版のクレープ(もちもちした生地に甘酸っぱいジャムが挟んであった)と、こちらもしっかりとした朝食でした。
温かい紅茶も提供され、良い朝を迎えることができます!
筆者は朝ごはんの前にシーギリヤロック登頂をしました。
ホテルのスタッフの方も、シーギリヤロック登頂やシャワーの時間などを考慮して朝食の時間を合わせてくれるので、前日に相談しておくと良いでしょう。
1泊朝食付きで6500ルピー(約3450円)!日本人慣れしている優しいスタッフ&美味しい食事でコスパはかなり良いと思いました。
ちなみに、岩見荘は空港送迎や観光名所への送迎、キャンディなどの近場都市への送迎なども有料で対応してくれます。
岩見荘の公式HPを参考に、事前に予約をしておくとよいでしょう。日本語対応可能です。
筆者はバンダラナイケ国際空港お迎え→途中にタンブッラ寺院立ち寄り→岩見荘を依頼し69ドル(約11,000円)、キャンディへのドロップが49ドル(約7,800円)でした。
Uberなどより少し割高かな?と思ったのですが、日本語でコミュニケーションが取れるのと、運転手さんが岩見荘専属?で日本人対応も慣れているので、変なドライバーさんに当たることもなく安心できます。
時折スリランカの歴史や観光名所の情報を教えてくれる(英語のみ)ので、とても親切です。
スリランカの民族衣装屋さんやハーブ園などに行かないか?と発展途上国あるあるの立ち寄りイベントもありますが、追加でお金を請求されることはないですし、行きたくなければ断っても全く問題はありませんでした。
キャンディ:The Radh Hotel (ラダホテル)
キャンディでおすすめなのはこちらのホテル。コンパクトながらきれいで接客も良かったです。アメニティも充実しており、またウェルカムスイーツや無料のドリンクなどサービスも充実していておすすめです。
チェックイン時にはピーチティーサイダーとお菓子を出してくださいました。車移動で疲れた身体に沁みました。
客室はこのような感じです。広々としていておしゃれです。テレビはホテル情報他、Youtubeも見られるようになっています。
バルコニーも広々!日中は暑い&虫対策で利用はしませんでしたが、晴れた日はすごく気持ちが良かったです。
さすがはスリランカ。色々な種類の紅茶が常備されていました。また、ウェルカムスイーツとしてチョコレートも置いてありました。
お水は最近の少し良いホテルにありがちな瓶入りのお水。観光に持ち運びができないのが難点でした。
冷蔵庫中の飲み物も無料とのことで、滞在中何本かいただきました。
ベッド脇の椅子はなんとロッキングチェアでした。ホテルに帰ってきてYoutubeを観ているときに利用、座り心地も良くお気に入りアイテムになりました!
トイレはこちら。トイレットペーパーも予備あり、流れもばっちりでした。
アメニティやタオル類も完備。備え付けですがドライヤーもありました。
トイレの向かいにはシャワールームが。備え付けの上からお水が滝行のように出てくるシャワーと、通常のシャワーがあるのですが、どうやっても通常の手持ちシャワーからお水が出てこず・・・滝行の方を利用していました。
ちなみにハンドソープやシャンプー、ボディーソープなどはすべてSPA Ceylonのアイテムだったのもグットポイントですね!
朝食はホテル1階の日本食レストランで提供されます。
フルーツ、フレッシュジュース、ヨーグルト、シリアル、牛乳、お寿司(!)、チーズ、パン、ソーセージ、ハム、ナゲット、スープ、スリランカカレーなどが提供されていました。
内容は日ごとに若干異なります。席に着くとウェイターさんが「Tea or Coffee?」と聞きに来てくれます。フレッシュジュースは絞りたてで美味しく、フルーツも新鮮でおいしかったです。
また、オーダー式で卵料理(スクランブルエッグ、目玉焼き、なんでもあり)、ワッフル、アッパムなどもありました。
ビュッフェにはありませんが、スタッフの方にライスを頼んだら出していただけました。スリランカカレーと一緒に食べると美味しいです。
クッキーなどの焼き菓子などもあり、個人的にうれしかったです。食後に紅茶を飲みながら焼き菓子を食べるという優雅な一日の始まりでした。
滞在中、特に困ったこともなくスタッフの皆さんも非常に親切でした。
1泊2名1室で1万円以上はするので、特段安いというわけではありませんが、仏歯寺や周辺のカフェ・レストランにも近いので、ロケーションを鑑みるとコスパの良いホテルだと思います。
コロンボ:The Cinnamon Red Colombo (シナモンレッドコロンボ)
最後にご紹介するのは首都コロンボのホテル、シナモンレッドコロンボです。
シナモン系列のホテルはコロンボ市内に何軒かあるのですが、こちらはその中でもリーズナブルな価格帯の3つ星ホテルになります。
個人的にはロケーション、部屋の広さ、設備等鑑みると3つ星ホテル以上だなと思ったので、かなりおすすめです。
室内の雰囲気はこちら!レッドとホテル名に入っていることもあり、赤を基調としたモダンなお部屋です。
ワークスペースも広々としていて使いやすそう。椅子が本格的なので仕事していても疲れなさそうですね。見切れていますが、テレビはお部屋の大きさに対してやや小さく、放送局もかなり限られていたので筆者はあまり利用しませんでした。日本語切替が可能です。
ベッド周辺もおしゃれ!冷房のスイッチはよくある壁に埋め込まれたタイプではなく、一般家庭にあるようなリモコン操作でした。
ベッド脇のコンセントはUSBタイプではないので、変換機がマストになります。
お茶エリアはこちら。やはり紅茶のラインナップは充実していました。お水は瓶です。冷蔵庫はこの下にあり十分な大きさでした。
バスルームはこちら。アメニティは最小限で石鹸、シャワーキャップ、ボディソープ、オールインワンシャンプーのみでした。気になる方はシャンプー・トリートメントを持参した方がよさそうです。恐らく歯ブラシやコームなどはリクエストに応じて提供されるはずです。
ドライヤーは備え付けで、風力は十分ありました。
シャワーも手持ちパターンで、水圧・温度ともに問題ありませんでした。
シナモンレッドコロンボホテルのいちおしポイントがこちら!高さ22階からの眺めが素晴らしいです。この日はとても晴れていてとても気持ちが良かったです。
ロータスタワーも見ることができ、夜は夜景を楽しむことができます。部屋は天高もあり、窓も一面に設置されているのでかなり迫力があり雰囲気がばっちりです。
一つ難点といえば、若干廊下が暗いことですかね・・・。エレベーターホールから部屋までシーンとしていて暗いので少し怖いです。
朝ごはん会場はこちら。8階のレストラン会場で提供されます。コンチネンタルブレックファストでかなりの種類がありました!サラダ、ハム、チーズ、パン、卵料理、パンケーキ、フルーツ、ヨーグルト、シリアル、スリランカ料理などなど・・・。特にパンと紅茶の種類は豊富でした。混みあっていますが、席数が多いので待ち時間なく利用することができました。
オムレツ類は自分の好みに合わせて中身を選択することができます。
コーヒー類を部屋にもって帰りたい場合、紙コップをウェイターさんに頼むと持ってきてくれます。
シナモンレッドコロンボのもう1つのおすすめポイントは、こちらのルーフトップバー。宿泊客以外の方も利用可能となっています。
26階から眺めるコロンボの夜景は格別です。DJも常駐していてすごく賑やかなバーになっています。思ったより席数も多く、待ち時間なくは入れるのではないでしょうか。室内の席もあり、雨が降っても大丈夫そうです。
26階にはインフィニティプールもありました。
さいごに
いかがでしたでしょうか?ホテル選びも旅行の醍醐味の1つではないでしょうか。この記事が少しでも皆さんの旅行の参考になればうれしいです。
それでは、皆さんのスリランカ旅行が安全で楽しい思い出になりますように!
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