こんにちは!世界22か国55都市以上旅をするKOBUTA観光です。
本日から数本に分けて、インド ムンバイについて体験談をまとめていきます!
この記事では空港からのアクセスと大気汚染対策を中心に記載していきます。
・ムンバイ空港から市内へのアクセスと注意点
・大気汚染の最新状況
空港から市内へのアクセス
チャトラパティ・シヴァージー国際空港(BOM)の概要
ムンバイにある空港はチャトラパティ・シヴァージー国際空港と呼ばれ、ムンバイ市内から北に35kmほどに位置しています。
インド国内でも主要な空港の1つで、2025年1月現在国内・国際合わせて53社の航空会社が就航し、122路線を運航している巨大空港です。
日本からの直行便は、全日空が成田~ムンバイ間を1日1便運航しています。
ムンバイ市内へのアクセス
市内へのアクセスは複数ありますが、Uberが圧倒的に便利でおすすめです。それぞれ詳しく説明していきます。
①プリペイドタクシー
先払い制でゾーンごとに料金が異なります。メインとなるフォート/コラバ地区までだと、約1,600ルピー(約3,000円)程度です。
そこまで件数は多くないものの、別のホテルにたどり着いたり、別途チップを要求されたケースもあるようです。
②公共交通手段
次に、電車です。国際線ターミナルの最寄りはアンデーリー(Andheri)駅です。
そこからご自身の目的地に近い駅まで行きます。ムンバイ市内だとチャーチゲート駅かCST駅になります。
③Uber
正直、プリペイドタクシーも公共交通手段も利用するメリットはほぼありません。
余程の事情がない限り、Uberを利用することをおすすめします!行き先を事前に指定するのでコミュニケーションが不要で、価格交渉も不要なので、手間をかけずに移動することができます。
空港の出口をでたら、「PREPAID TAXI」というサインに沿ってP4フロアに移動します。
(時々、Uber/Olaのサインも見かけますがプリペイドタクシーと同じフロアです)
それとなく人の流れができていますので、特に迷うことはないと思います。
オートリキシャーやタクシーの勧誘が酷いかな?と警戒していたのですが、声をかけられることはありませんでした。
エレベーターを利用してP4フロアにくると、このような駐車場にたどり着きます。
「Uberの種類がありすぎて、パニック・・・」という人もご安心ください。解説します。
・Uber Go/Premier:通常のUberです。マッチングするとドライバー情報が届いて落ち合います。Premierは口コミの良いドライバーさんで、Goより値段は高く設定されています。しかし、そこまで価格差が大きいわけではないので、筆者は安心・安全の単に基本的にはPremierを利用します。
・Uber Intercity : 都市間を移動する長距離タクシーです。ムンバイから違う都市に移動する場合はこちらを利用しましょう。マッチングするとドライバー情報が送られてきます。
・Uber XL:SUV/ミニバンなどの大型タクシーです。グループ旅行やファミリーで利用する場合はこちらをおすすめします。
・Uber Green:電気自動車のタクシーです。若干値段が高い場合があり特にメリットはないですが、インドの電気自動車に乗ってみたい!という方は利用してみてください。ちなみに、こちらはマッチングではなく、日本のタクシーのように専用レーンで順番待ちをします。
価格は需給と時間帯に寄って異なりますが、筆者が利用した時はUber Greenを利用して1,470ルピー(約2,700円)でした。金曜の18時に利用して1時間程度でホテルに到着しました。
空港間だけでなく、観光にも役立つので是非渡航前にUberのダウンロード&支払い設定をしておきましょう。
ムンバイ移動の注意点
ムンバイは交通渋滞が酷いことでも有名です。
市内のホテル~空港間は通常だと1時間程度ですが、朝や夕方の時間帯であれば1時間半~2時間程度見ておくと良いと思います。
ムンバイの大気汚染
大気汚染レベル
ムンバイの現在の大気汚染レベルです。健康に有害なレベルになっています。
ちなみに東京は以下です。
1日外で観光した後、鼻をかむとティッシュが若干黒くなるレベルです(汚い話ですみません)。
大気質指標(AQI)について
ここで、大気質指標(AQI)について解説します。公式サイトによると5つのレベルに分けられています。
先ほどの例で行くと、東京は一番レベルの低いGoodレベルですが、ムンバイは4番目の健康に有害なレベルだとわかります。
なんとなくレベルが上がると健康に悪いんだな、という事はわかっていただけたかと思いますが、具体的にたばこを例にすると以下のような状況です。
AQI 0~50(良好)
たばこを吸わない清潔な部屋のような空気です。呼吸しても全く問題ありません。健康に優しい状態です。
AQI 51~100(普通)
誰かが遠くでたばこを1本吸ったくらいの空気。少しだけ臭いかもしれないけど、大抵の人は平気です。でも、赤ちゃんや喘息がある人には注意が必要かもしれません。
AQI 101~150(やや不健康)
部屋の中でたばこを1~2本吸ったような空気。健康な人でもちょっと気になるレベルで、特に喘息やアレルギーを持つ人には影響が出ることがあります。
AQI 151~200(不健康)
近くで何人かが一斉にたばこを吸っているような空気です。空気がモクモクして、喉や鼻に違和感を感じる人が増えます。特に外で運動するのは避けた方がよいレベルです。
AQI 201~300(非常に不健康)
部屋中がたばこの煙でいっぱいの状態。この空気では、健康な人でも咳が出たり、胸が苦しくなったりします。長時間この空気を吸うのは危険です。
AQI 301以上(危険)
火事の現場にいるような空気。空気を吸うだけで、健康に大きな被害を受ける可能性があります。外出を控え、空気清浄機のある部屋に避難する必要があります。
確かに、ムンバイでは外を歩いているといつもモヤがかかったように視界が悪かったです。。。
個人でできる大気汚染対策
とはいえ、旅行で行ってみたい!という方や出張でどうしても行かなければいけない人もいるかと思います。
一朝一夕に大気汚染は良くなりませんので、可能な限り個人で対策していきましょう!
①マスク
外に出る時はマスクを必ず着用しましょう。
大気汚染には粒子捕集効率が良いものを選ぶとよく、3Mのこちらのマスクがおすすめです。
こちらは日本製で厚生労働省が定める国家検定に合格したマスクで、N95という粒子捕集効率95%以上のようです。
②鼻うがい
気になる方は鼻うがいを持っていくのもおすすめです!
③IQAirのアプリ
現地でも大気汚染レベルを確認できるよう、IQAirのアプリをダウンロードしておくと便利です。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
大気汚染問題はありつつも、ムンバイは魅力的な場所のひとつです。
しっかりと対策をしたうえで、ムンバイの旅行・出張を楽しんでくださいね!
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