こんにちは!世界22か国55都市以上旅をするKOBUTA観光です。
今回は、2024年→2025年の年越しを憧れのモルディブで過ごしてみました。
サンシヤムヴィルリーフというリゾートホテルに滞在しましたので、ご紹介させていただきます!
水上飛行機、水上コテージの詳細からかかった費用まで一挙公開します。
モルディブの各エリアについて
モルディブはインド洋に浮かぶ約1200の島々からなる国で、世界屈指のリゾート地として知られています。
透き通るエメラルドグリーンの海、白砂のビーチ、そして豪華な水上ヴィラが特徴的で、ハネムーンや特別な旅行先として人気があります。
モルディブは環礁ごとに個性があり、シュノーケリングやダイビングを通じてジンベエザメやマンタなどの豊かな海洋生物と出会えるのが魅力です。
また、環境に配慮したエコリゾートも増えており、自然との調和を大切にした滞在が楽しめます。
首都マレからは水上飛行機やスピードボートでアクセス可能で、到着から非日常の世界が広がります。贅沢な癒しを求める人にとって、理想の旅先です!
以下、各主要エリアと特徴をまとめます。
エリア | 特徴 |
北マーレ環礁 (North Malé Atoll) | 首都マレがあるエリアで交通の要所。活気のある環礁で、多数のリゾートとダイビングスポットが点在。 |
南マーレ環礁 (South Malé Atoll) | マーレから近く、比較的静かなエリア。高級リゾートが多く、プライベート感を重視したい旅行者に人気。サーフィンスポットがある。 |
北アリ環礁 (North Ari Atoll) | ダイビングの聖地として知られる。ジンベエザメやマンタに出会えるスポットが多い。 ラグジュアリーリゾートが点在。 |
南アリ環礁 (South Ari Atoll) | 海洋生物観察に最適なエリア。ダイバーに人気のスポットが豊富。静かで落ち着いた雰囲気。 |
バア環礁 (Baa Atoll) | ユネスコ生物圏保護区に指定されている。ハニファルベイでのマンタやジンベエザメの大群観察が有名。環境に配慮したエコリゾートが多い。 |
ラーム環礁 (Laamu Atoll) | 手つかずの自然が残るエリア。静かな環境でのんびり過ごしたい人向け。リゾートが限られており、独特のプライベート感。 |
ガーフ環礁 (Gaafu Atoll) | モルディブ南部の広大なエリア。リゾートが少なく、より秘境的な雰囲気。サーフィンやダイビングに適している。 |
アッドゥ環礁 (Addu Atoll) | モルディブ最南端に位置するエリア。第二次世界大戦の歴史的遺跡が点在。地元の文化や自然を楽しめる。 |
Sun Siyam Vilu Reef
今回筆者が滞在したのは、Sun Siyam Vilu Reefというリゾートホテルです!
モルディブを拠点とするThe Sun Siyam Groupのリゾートホテルの1つで国内および国際的な高級リゾートブランドを展開しており、ラグジュアリーな体験を提供することを重視しています。
Sun Siyam Vilu Reefは南ニランド環礁(上記ラーム環礁に含まれる)に位置する高級リゾートで、美しいラグーンと白砂のビーチが魅力です。

マーレ国際空港から水上飛行機で約40分の距離にあり、到着する瞬間からエメラルドグリーンの海と自然が広がる絶景を楽しめます。
宿泊施設は、水上ヴィラやビーチヴィラなど多様な選択肢があり、それぞれプライベートプールや直通ビーチアクセスが付いています。
また、5つ星のサービスを誇るリゾート内には、多彩な国際料理を楽しめるレストランや、リラクゼーションを追求したスパ施設が完備されています。スパでは伝統的なマッサージやトリートメントを体験可能です。
アクティビティとして、シュノーケリングやダイビング、ドルフィンクルーズなどが人気で、モルディブの豊かな海洋生態系を身近に楽しめます。
静かな環境でリラックスしたい旅行者から、アクティブに動きたい人まで満足できる魅力的なリゾートになっています。
年齢制限がないため、ファミリーでも過ごすことが可能です!
また、系列リゾートにはSun Siyam Iru Fushi, Sun Siyam Iru Veli, Sun Siyam Olhuveliなどがあります。
水上飛行機(Seaplain)での移動と注意点
Sun Siyam Vilu Reefへはマーレ国際空港から水上飛行機で40分ほどかかります。
どうせなら水上飛行機に乗ってみたい!と思い、こちらのリゾートを予約しました。
搭乗までの流れ
マーレ国際空港に到着し、担当の方と落ち合った後、水上飛行機のチェックイン手続きをします。
パスポートを提出に航空券を発行し、預け荷物を預けます。
その後、バスで10分ほどのところにある水上飛行機ターミナルへ移動。各リゾートホテル専用のラウンジで搭乗まで待ちます。

専用ラウンジは建物の角のエリアだったので、日当たりが良く、また水上飛行機のターミナルと飛行機のターミナルを一度に眺めることができる最高のスポットでした。

ラウンジ内は軽食や飲み物が無料。キッズエリアやスパ(1名につき10分無料利用可)もついている充実ぶり!

特にスパは予約不要でふらっと部屋に入ると、担当の方が10分間でしっかりと肩~背中をもみほぐしてくれます。長時間フライトの後にはピッタリのサービスですね。
Sun Siyam Vilu Reefは同時の水上飛行機はなく、他近隣リゾートと相乗りなため、他のリゾートホテルより若干待ち時間が長い印象でした。
ちなみに、ラウンジ到着時に大体のフライト時間を伝えてくれるのですが、約30分前にはカウンターにいる方に一度お声がけしたほうがよさそうです。
呼ばれるのかな?と思って待っていたのですが、どうやら逃してしまったらしく、自動的に次の便に振り替えられてしまったようです。トホホ
1人あたりのお値段と注意点
水上飛行機の代金はホテル代とは別で、往復1人490USDでした。
各種予約サイトで見ていると「○○(ホテル名) with Free Transfer」と書かれていることが追いのですが、実はカラクリがあり、5泊以上滞在のみ無料など条件があります。。。
短期間滞在の場合は、事前に水上飛行機の代金をホテル側に確認したほうがよさそうです。
とはいえ、該当のホテルに滞在するには水上飛行機を利用するほかないので、ホテル選定時に注意が必要です。また、個人で水上飛行機を予約した方が安いのか?とも思ったのですが、個人利用はより高くなるようでした。
実際に水上飛行機に乗ってみた!
さて、ついに水上飛行機に搭乗!紅の豚のワンシーンを思い出し胸を躍らせながら乗り込みました。

おおよそ15名+スタッフ3名(操縦士含)で運行。席は狭く、体格の大きな欧米の方々はかなりきつそうでした。
直立できるほど天高は高くなく、かなりコンパクトな造りになっています。

いよいよ離陸!思ったよりスムーズに離陸したので驚きました。
通常の飛行機よりも高度は低いので、海面が通常より近く感じましたので、高所が苦手な方は注意が必要かもしれません。
日光が当たっていることもあり、機内は若干暑め。お情け程度のエアコンが付いていますが、あまり効き目はよくありませんでした。
飛行中は大きな揺れはなく、想定よりも安定している印象でしたが、プロペラ機なので音はかなり大きいです。
ついに着陸!海面に触れた時にもっと激しく揺れるかな?と思ったのですが、思いのほかスムーズに着陸。ザパーンと音を立ててスグにスピードが弱まりました。

なかなか体験できない水上飛行機、一生に一度の貴重な体験になりました!
今回滞在したお部屋 水上ヴィラ
今回筆者が滞在したのは、水上ヴィラ(Reef Villa)です。
初めてのモルディブだったので迷ったのですが、王道の水上コテージにしようと思いこちらの部屋をチョイスしました。
窓を開けるとモルディブの海が広がっており、波音を聞きながらのんびり優雅に過ごせます。

ベッドルームはこちら。広々としています。1日2回清掃がはいるので、いつも整っています。

シャワー室はこちら。洗面台が2つあるので取り合いになることもなく(?)朝の身支度をすることができます。
シャワー室は固定で上から滝行(?)のように出てくるもののみでした。写真左側のバスタブには通常のシャワーがあります。
写真の扉から直接ベランダに出ることができます。

外にもビーチベッドが。奥の階段からは直接海に入ることができます。
潮の満ち引きに寄りますが、比較的浅瀬なので日中は足が着きました。部屋の中にライフジャケットとビーチサンダルがあるのでいつ何時でも海に入ることができます。
ちょうどこのビーチベッドの後方に洗濯物を干すロープが設置されていました。

紅茶・コーヒーメーカー、食器類、お水です。電子ケトルもあります。
お水はお部屋清掃時に新しく入れ替えていただけます。

ドレッサーも完備。変換器やドライヤー、ボディローションが置いてあります。

洗面所のアメニティはこちら。歯ブラシ、かみそり、くし、コットン、綿棒、ソーイングセットなど必要なものはほぼそろっている印象。

ベッドはこのように日替わりでメッセージを残してくださいます!なんだかすごく粋ですよね。

ちなみに、こちらのリゾートホテルでは専用のアプリがあり、チェックインから日々のアクティビティスケジュールの確認・予約、レストランの予約・メニュー表を見ることができます。
特にマリンアクティビティの詳細や各レストランのメニュー表は助かりました。お部屋でじっくり吟味してから予定を立てられます。

レストラン
こちらのリゾートでは、レストランが3か所、バーが2か所あります。
レストランはビュッフェ形式が1つ、オーダー形式が2つです。
バーでは各種飲み物の他、サンドイッチなどの軽食も注文することができます。バーのうち1か所は24時間営業なので、変な時間帯におなかがすいても問題ありません!
また、ルームサービスも対応していますので、のんびりお部屋で食事をするのもアリです◎
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こちらが朝食会場(ビュッフェ)です。席に着くとコーヒー・紅茶のオーダーを取りにきてくださいます。
ビュッフェは日替わりでテーマが異なりますので、連日通っても飽きません!

晴れていればテラス席もおすすめです。モルディブの海を眺め、波音を聞きながらの食事は優雅そのものです。(ただしカラスに注意・・・)

オーダー形式の2か所のレストランは、事前に席を予約をしておく方がよさそうです。
上述の専用アプリ経由か、後述するWhatsAppでお部屋担当者に依頼すればOKです。
また、オールインクルーシブの方がオーダー式のレストランを利用する場合は、昼・夜ともにコース料理になっていました。
オールインクルーシブは必要?
さて、モルディブ旅行を計画する方の中にはオールインクルーシブにするべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
筆者も最後の最後までオールインクルーシブにするかどうか迷ったのですが、結局B&B(お部屋+朝食付き)のプランにしました。
オールインクルーシブにすると食事・飲み物が飲み食べ放題にはなるのですが、そもそもB&Bプランの倍以上の値段になります。
正直ガッツリ3食も食べないかも?と思ったので、B&Bプランにして後は適宜レストランで食事をすることにしました。
実際、9時頃に朝食をガッツリ食べ、昼は軽食(2人でピザ1枚、持ってきたカップラーメンを食べるなど)、夜はレストランでしっかりという感じで収まりました。
あまりお酒を飲まなかったので、トータルでオールインクルーシブよりは安く収まりました。
特に昼間はマリンスポーツをしたり、のんびりしていたのであまりお腹いっぱいの状態にはしませんでした。
とはいえ、オールインクルーシブではないので昼食・夕食はメニューとにらめっこすることも。
メニューはUSD建てなので円安の状況ではかなりの痛手・・・。お酒類も平気で1杯2,000円を超えてきます。
「いちいち気にしないでパーッとのみ食べしたい!」という方はオールインクルーシブでも良いかもしれません。

その他アクティビティ
ホテル内には様々なアクティビティが連日催されています。
各お部屋に担当が1名つくのですが、毎日担当の方からWhatsAppというLINEのようなアプリを通じてスケジュールがシェアされます。(上記掲載のアプリからも確認できます)
無料・有料のアクティビティ、予約要・不要のアクティビティが時系列順に並んで展開されるので、必要に応じて予約したり、ふらっと参加したりしました。

筆者が参加したのはシュノーケリングツアー。ボートで2か所のシュノーケリングスポットに向かい、インストラクターと一緒に潜ります。
ラッキーなことにマンタやカメを発見することができて大満足でした!!
1人49USDとマリンアクティビティの中では比較的安価なものでした。
シュノーケリングツアーの他、バナナボートなどの少しハードめなマリンスポーツ、ヨット、ダイビング、フィッシングツアーなどなど目白押しです。
レンタル用品も充実しています。筆者はカヌーをレンタルし、リゾートホテルの周りをのんびりと探索しました。どこまでも続く海を眺めながらのカヌーは何物にも代えがたい素敵な経験になりました。
年末ならでは!年越しディナーパーティ
年末ならではの催しにも参加しました!
まずは、ビーチサイドでのカクテルパーティ。

数種類のカクテル&ビールとフィンガーフードが提供され、しばし夕焼けを眺めながらおしゃべりを楽しみます。
パフォーマーの方もいらっしゃり、有名な洋楽を素敵な声で歌ってくれます。

また、ホテルのスタッフの方も、1テーブルずつ回り挨拶をしてくださったり、一緒におしゃべりをしてくださいます。スタッフの方も一丸となって年末をお祝いする感じがどこかアットホームな雰囲気があり、素敵でした。
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その後、場所を移動し年末のディナーパーティー会場へ。
砂浜に設置されたテーブルに、世界各国のディナービュッフェ。ビュッフェは筆者が見た限り人生で一番豪華&広いビュッフェでした。(写真ではわかりづらいですが・・・)

島中のシェフ・スタッフ総動員でビュッフェを取り仕切ってくださっていました。
事前に予約したシャンパンやワインなどが各テーブルに振舞われ、2024年最後のディナーを全員で楽しみます。

あいにくの雨天で何度か室内に戻ったり、ビュッフェが停止したこともありましたが、スタッフの皆さんの連携により、スムーズに運営がされていました。
全員でカウントダウンを行い、年越し直後には花火が打ち上げられました。
普段のモルディブ旅行では味わえない、素敵なひと時・・・。
ちなみに、肝心の料金は1人475USDでした。(オールインクルーシブの方は無料だったかも?)
結局いくらだったのか?
さて、ここまで読んでいただいた方は「結局トータルいくらしたの?」だと思います。
今回は年末年始ということもあり、正直通常より高かったと思います。
内容 | 価格 |
フライト | 30万円 |
3泊4日 宿泊代(朝食付き) | 32万円 |
水上飛行機代(往復) | 15万円 |
年末年始特別ディナー | 16万円 |
アクティビティ | 2万円 |
その他(飲食+税金) | 4.5万円 |
合計 | 100万円(大人2名分) |
円安も手伝ってハネムーンのような金額になってしまいました・・・これからもお仕事頑張ります。
ポイントとしては、予約サイトで見るトータルの値段がすべてではないということです。
予約が確定し日にちが近づいてくると、後だしじゃんけんのように水上飛行機やアクティビティ、追加の飲食代が出てきます。苦笑
よって、総じて宿泊代の1.5~2倍の予算は見ておいた方がよさそうです。
ちなみに、お会計はすべてお部屋付けが基本なので、いちいちお支払いをする必要がありません。
リゾート滞在中はお財布を持って歩く必要がないのでかなりストレスフリーでした。
お会計もクレジットカードで決済が可能なため、現金は使用しませんでした。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
ずっと楽しみにしていたモルディブ旅行。せっかくだから!という免罪符の元、水上飛行機に乗ったり、マリンアクティビティを楽しんだりと充実した旅行になりました。
この記事の内容が、少しでも皆さんの旅行計画に役立ちますように!
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